【2018年1月発表】YouTubeのパートナープログラム(収益化)基準が変更されます!
2018年1月にYouTubeより、パートナープログラムに参加できるチャンネルを大幅に減らす、と発表がありました。
以下に詳しくまとめています。
YouTubeが収益化できなくなる?
YouTubeパートナープログラムの参加基準が著しく厳しくなり、新規参入がより難しくなりました。
チャンネル登録者数1000人以上
累計視聴時間4000時間以上
となっており、2018年の2月20日以降この基準を満たしていないチャンネルは現在収益対象でも収益化から外れるそうです。
今まで発生していた収益に関しては払われますので安心してください。
YouTubeの意図は?
YouTubeは2017年4月に不適切な広告配信を防ぐために、累計1万再生を超えたチャンネルのみ収益化の対象となるかの審査が受けられる、いわゆる1万再生審査制度を導入していました。
1万再生を達成した時点で審査を申し込めば、自動もしくは手動でチャンネルがYouTubeのポリシーに適合しているかを判定し、収益化を認めるかどうか判断していました。
しかしながら、過去数カ月にわたって、より詳細なチャンネル情報が必要であるとの判断が下されたようで、今回の基準に至ったそうです。
どれぐらいの影響があるか
間違いなく新規参入者の敷居が高くなります。
YouTubeの発表では、影響を受けるチャンネルの99%は前年度100ドル(約1万円)程度、前月は2.5ドル(約250円)程度の収益であったと発表されていますが、新規参入者が無収益のまま登録者1000人、視聴時間4000時間を目指すのはかなりしんどいと思います。
YouTube側が考えるメリットとしては、収益化審査の数が大幅に減るため、オリジナルコンテンツ作成者以外、例えばテレビやDVDなどの切り抜き、丸ごとアップロードの審査を厳しくできるということでしょう。
オリジナルコンテンツ作成者は広告枠が大幅に増え、単価が上がるため恩恵を受ける可能性が高くなります。
おわりに
今回の発表で、大きな混乱が起きることは間違いないでしょう。
新規参入者はかなり厳しい状況になり、徐々にテレビなどの違法アップロードが殲滅されていくと思います。
以下にYouTube側の発表(英語原文と日本文)を貼っておきます。