【2018年版】ベーシックインカム財源案を考えてみた

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ベーシックインカムの財源案を考えてみました。

いろんな人が考えてますがこんぐらいに落ち着くのが現実的かなあと。

支給額

一人当たり月額10万円 ※18歳未満は3割

必要予算

実際に運用される時期には人口1億人程度、もしくは切っていると想定して計算。

106兆5600億円

(日本国籍人口約1億人 0〜17歳 約1600万人×36万 18歳〜 8400万人×120万 総務省発表のデータより)

給付対象者

日本国籍所持者

財源

  • 生活保護費をカット 4兆円

  • 医療費全員3割負担 13兆円

  • 所得税一律30% 105兆円-15兆円=90兆円

  • 年金カット 10兆円

  • 無駄な公共事業カット 4兆円

現在の予算121兆円 (所得税に関しては働くなる人を仮定すると90兆程度まで減少する可能性はある)

所得税30%がもたらす影響

世帯年収300万の場合(夫婦)

300万円×0.7(税)+240万円(10万円×12ヶ月×2人)=450万円

所得税が上がっても年収は上がりました。

世帯年収500万円の場合(夫婦+子1人【成年】)

500万円×0.7+360万円=710万円

こちらも改善。

世帯年収1000万円の場合(夫婦+子1人【未成年】)

1000万円×0.7+276万円=976万円

減ってるように見えますが(まぁ減ってるんですが)、いままで取られっぱなしだった所得税ベーシックインカムという形で戻ってくるため、今までよりも実は増えてるということになります。

独り身は厳しいかも

このように上記全てのシミュレーションは結婚して家庭があることを仮定しているため、いい感じに所得が増えてますが、独身の方で年収が高い人などにとっては厳しい制度になるかもしれません。

おわりに

財源は理論的には可能ですが、所詮机上の空論と言われても仕方ないぐらい実際どうなるかはわかりません。

廃止してみたもののやっぱこれ無理ですねってなるものもあるでしょうし、大勢が幸せになる制度でも一部の偉い人たちが損するならば、実現しないことなんてこの世にはいくらでもありますからね。