学生による学生のための留学準備ガイド2018

学生の方で、「留学行くけど、出発までの手順がわからないなあ」「いつからなにを準備すればいいんだろう」と思っている方のための留学決定〜出発までの留学手順ガイドです。(一部アメリカのみ参考になる情報が含まれます)

留学するには、お金のことからなにからなにまでたくさんやることがあります。

もちろん一人ひとり留学内容は違いますので、若干のアレンジは必要なものの、どんな留学にしろ入念な準備こそが成功への近道になります。

ここでは留学することが決定した方向けにそれ以降の手順をアドバイスするものですので、まだ決定されていない方は以下の記事も参考になさってください。

一番重要!情報収集を怠らない

何より大事なのは留学先が決まってからは、とにかく本でもネットでも情報を収集し続けることです。

もちろん留学先を選定する際にある程度の情報は得ていると思いますが、個人留学ではなく学内のプログラムで行く場合などは、留学先というよりもプログラムの内容で選定することもよくあることです。

そういう意味でもやはり留学先の交通手段、治安、街の雰囲気、娯楽施設、レストランなど基本情報はインプットしておきましょう。

お金の持ち方はどうするのか

留学の際、短期留学であればそれほど問題になりませんが1セメスター(約半年)以上の中長期留学となれば、圧倒的にクレジットカードがオススメです。

海外では、本当にシャレにならないぐらい、マジかよって思うぐらいアグレッシブに盗難してきます。比較的治安がいい場所と言われていてもバッグに金品は入れ、前に持つことは徹底してください。

そして、多額の現金は入れないのがベターです。チップで必要な額+αぐらいで十分です。

最近はクレジットでも電子サインの際、チップを入力できますので、本当に小額でいいです。

現金を使うのは友達と割り勘する時ぐらいです。

ATM?クレジットカード?どっちがいいの?

これは正直、クレジットカードが2〜3枚あれば現金を下ろすことなんてほとんどないので、クレジットカードを作っていけば大丈夫です。

ただし、VISAかMASTERのどちらかでいくのが良いでしょう。アメックスはその次ぐらいに使えますが、前述2つが無難です。

クレジットカード持ってるよーって方もJCBでないかは要チェックです。 JCBは国内最強ブランドですが、留学先では使えないことがほとんどです。

学生でしたら、限度額が10万円がほとんどですので3枚持っていき2枚運用すればいいでしょう。 1枚は盗難や、なにかしらのトラブルに備えて別保管し使わないようにしておきましょう。

また、デビットカードもオススメです。 イオンデビットカードのVISAブランドは、現金を引き出す際の手数料も安くいいとこ尽くしです。

また、斡旋会社や学校にオススメされる類のものは全く以って実用性に乏しいので騙されないように注意してください。

ビザを取ろう(必要な場合)

これはプログラムを申し込めば案内が来ると思います。

入学許可証が届いたら早めに申請しましょう。発行にかかる日数は留学先によってさまざまで、申請条件や料金などが急に変更されることもあるので、必ず各国大使館のホームページで最新情報を確認してください。各国の祭日は大使館も閉館となることがあるので、注意が必要です。

ビザ申請代行業者に任せるのもいいでしょう。

ビザの面接攻略についてはこちら。

航空券の手配

これもプログラムであれば必要ないことの方が多いです。

渡航日が決まり次第ネットで取っちゃいましょう。

早い方が安いですし、直前になると希望する便がもうないなんてことも稀にあります。

携帯電話など通信機器

携帯電話やPCですが、もちろん持っていくかと思います。

そんな時、どうやって使うのか結構悩みますし、さらに相談する人によってもオススメされるものは変わってきます。

そしてだいたい曖昧です。

ということで、今回は数多ある選択肢の中からこれが一番というものを選んでおいたので、用途があっていればお使いください。

アメリカの通信会社は4社あり、Verizon>AT&T>T-mobile>Sprintの順に通信品質がいいです。

その他上記大手4社の回線を借りて運用するいわゆる格安SIM会社も多数あります。

1. KDDI Mobile x H2O Wireless

AT&T回線を使用するMVNOです。

auでお馴染みのKDDI関連の会社で、30~60$で電話付きプランがあります。

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その時々で、キャンペーンを行っている場合がありますので要チェックです。

執筆時は30$と40$のプランでデータ増量、携帯電話宛の国際通話ユニットの増加をやっていました。

KDDI系ですのでサポートも日本人が担当してくれます。

英語がまだまだでも安心して利用出来ます。

また、プリペイド式で追加料金は一切掛かりません。

日本を含む50ヶ国の固定電話宛の電話が無料なので、家族との緊急連絡やカードローン(現地通貨引き出しで使うことがあります)などの繰り上げ返済時の通話料も気にになりません。

2. Hanacell(ハナセル)

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T-mobile回線です。

こちらは日本語サポート付きの4G LTE使い放題プランがあります。 少々値段は張りますが、ヘビーユーザーにおすすめです。

日本への電話は0.25$/分です。

3. MetoroPCS

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T-mobileの回線を使用しています。

ご覧の通り、日本語ページ、日本語サポートは一切ありません。 完全地元のアメリカ版格安SIMです。

50$でLTEが使い放題のプランがあり、ある程度英語を話せる人には超おすすめです。

話せなくてもホームステイならファミリーに頼めばなんとかなりますので、英語の練習と思って頼んでみるのもいいかもしれません。

危険な番号からの電話を自動で拒否してくれる機能が標準でついてきます。

4. Boost Mobile

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Sprint回線です。

こちらもMetoroPCS同様50$で無制限のプランがありますが、日本語サポートはなしです。

こちらにはオプションで危険番号ブロックがつけれます。

まあこんなところらへんで選べば間違いないんじゃないですかね。

カフェに入れば、確実にWi-Fiはありますし大学に行くよーなんて方は、日本の大学のWi-Fiなんかと比べ物にならないくらいの超高速Wi-Fiがありますので、そんなに困らないと思います。

英語力に自信があり、もっと他に選択肢を増やしたい方は

bestmvno.com

こちらのサイトで比較することができます。 かなり便利なので是非!

持ち物

短期留学(〜1ヶ月)は基本長めの旅行と思ってください。持ち物もそれに準じたもので構いません。

ただし、行き先の電圧など最低限の知識は入れておくことが必要です。

中長期の場合も実はそんなに持ち物をたくさん準備しなくてもいいです。

ただし、薬や生理用品、制汗剤などデリケートなものは持っていくことをお勧めします。

あとは何か忘れても買えば済む話なので。1週間回せる服があればなんとかなります。(ホームステイなどであれば、洗濯は週一度という家庭が多いです。)

リストに載せておくので、参考にしてください。もちろんあれはこれはと思いつくでしょうが、優先順位が低いものは現地調達できるのでなるべく荷物は減らしましょう。重いだけですので、、、

いらんものもこれはいらんと書くために載せてます。

あ、そこそこ都会とか向けです。さすがに未開の地には対応してませんし、そんなところに行く人は快適に過ごせるとは思はないで入念に準備しておくか、諦めて現地人になりましょう。

最重要忘れたら終わりの持ち物

チェック欄 持ち物(最重要) 備考
◻️ パスポート 有効期限に注意
◻️ 航空券
◻️ クレジットカード 海外保険が手厚いやつがお勧め
◻️ 残高証明 入学手続きの際必要
◻️ 学校の書類(入学許可書等)
◻️ 外貨(日本円で2万円程度) たくさんはいらない
◻️ 現金(日本円で1万円程度) 日本帰国後のお金。
◻️ 国際運転免許書 あれば便利

日用品とか

チェック欄 持ち物(日用品) 備考
◻️ 洗面具(歯ブラシ等) ○2本あれば十二分
◻️ タオル、ハンカチ、ティッシュ ○フェイスタオル、バスタオル各1~2枚。ティッシュは多めに
◻️ 雨具 ○折りたたみ傘がクソ便利
◻️ ドライヤー ○これが本当にないところが多い(ホームステイ)
◻️ 化粧品 ○現地で買えます
◻️ 生理用品 ○現地調達もできるが、ちょい高めらしい。日本の相場すら知らない
◻️ 筆記用具 △買えるけど主力は持っていくべき
◻️ 日焼け止め △夏季の場合は必須、ただし現地調達でもOK
◻️ リップクリーム △ご自由に
◻️ スリッパ、靴、運動靴 △履いていく一足のみ、あとは現地調達
◻️ 風呂用品(シャンプー、石鹸等) ×要らん、現地調達
◻️ 洗濯用品(洗剤、洗濯ばさみ等) ×要らん、ホームステイなら現地調達すらしない
◻️ 爪切り ×マジで要らん

普段着は1週間回せるぐらいないと厳しいこともあります。海外では週一回しか洗濯しないことも多いので、下に着る系は合計で7~8枚あると安心です。

もちろん4枚持ち込み、3枚現地調達なんかでも対応できます。 ズボンはファブリーズがあれば着回せるので、2、3本でいいです。

衣類は少なめでいいよ

チェック欄 持ち物(衣類) 備考
◻️ Tシャツ ○これは要ります
◻️ 長袖シャツ ○これも要ります
◻️ ウィンドブレーカー ○あったら重宝します
◻️ ジーンズ ○かなり頼ります。
◻️ ワンピース
◻️ タンクトップ △好きな人はどうぞ
◻️ 水着 △あったかいところなんかではあってもいい、現地購入で十分ですが。
◻️ 下着 △現地でも調達できますが、2~3枚は持参。
◻️ 靴下 △3~4足ほど持参し必要に応じて現地購入。
◻️ 帽子 △あれば便利
◻️ スーツ ×普通は要らん
◻️ サングラス ×こだわりがなければ現地で。

あとはパーカーなり、ジャケットなり自分の好きなようにしてください。

足りなくてもどこでもなんでも買えます。

薬は必ず多めに!

今までは現地でも買えるものばかりでしたが、薬に関しては現地人の体質に合わせて作っているためキツイ薬が市販されています。 そのため薬だけは、これはいらんかなと思っても多めに持って行きましょう。

海外の医療費は高いですし、英語で症状を説明したり体質を説明するのは至難の技です。

チェック欄 持ち物(薬類) 備考
◻️ 下痢止め 変な食べ物もあるので
◻️ 胃腸薬 上記と同じ理由です
◻️ 便秘薬 ストレスが溜まりやすい方は
◻️ 痛み止め 頭痛持ちの方、生理痛がキツイ方など
◻️ 抗生物質
◻️ 目薬
◻️ 傷薬
◻️ ムヒ系(虫刺され)
◻️ バンドエイド これは現地でもok
◻️ 綿棒 現地でもok
◻️ コンタクトケア用品 一応使い慣れたものを持参しましょう
◻️ その他常備薬 多めにね

滞在先の交通事情を調べる

あなたの滞在先の行動の仕方にもよりますが、公共交通機関の使い方や交通網は調べておく必要があるでしょう。

Google Mapでは行き先を入力し経路検索すると公共交通機関Uberなどの料金を表示してくれます。

UberLyftに関してはこちらの記事で詳しく解説していますのでどうぞ!

最後に

渡航先決定から出国までに関して、大まかに説明してきました。

こんな感じで渡航先の情報は常に最新のものを確認しておきましょう。

政治情勢や、病気の情報などもしっかり頭に入れ、入念な準備がカギとなります。

せっかく大金をかけていくので、精一杯楽しめるようにしましょう!